障害者スポーツについて語り合う交流会が8日、飯塚市柏の森のサン・アビリティーズいいづかであった。スポーツに取り組む人や家族など約20人が参加し、競技の魅力や課題などについて意見を交わした。
障害者週間(3〜9日)に合わせ、NPO法人・いいづか障害児者団体協議会が05年度から毎年テーマを変えて開催。この日は、金属粒が入った球を音を頼りに打ち合う「サウンドテーブルテニス」を指導する長尾俊臣さん(67)=嘉麻市=ら3人が、活動の現状などを紹介した。
次男に知的障害があり、障害者のバスケットボールチーム「ドリームキッズ」設立に関わった飯塚市の甲斐みどりさん(48)は「人から認めてもらう喜びや、触れ合う楽しさを感じられ、またチャレンジしようという気持ちが生まれる」と語った。
3人が話した後は会場の全員で意見を交換し、ボランティアの確保に苦労していることなど課題も指摘された。協議会の藤延啓治理事長は「障害者問題について日ごろの思いを出せる場所。いろいろな課題を知ってもらいたい」と話していた。
毎日新聞 2012年12月09日 〔筑豊版〕
障害者週間(3〜9日)に合わせ、NPO法人・いいづか障害児者団体協議会が05年度から毎年テーマを変えて開催。この日は、金属粒が入った球を音を頼りに打ち合う「サウンドテーブルテニス」を指導する長尾俊臣さん(67)=嘉麻市=ら3人が、活動の現状などを紹介した。
次男に知的障害があり、障害者のバスケットボールチーム「ドリームキッズ」設立に関わった飯塚市の甲斐みどりさん(48)は「人から認めてもらう喜びや、触れ合う楽しさを感じられ、またチャレンジしようという気持ちが生まれる」と語った。
3人が話した後は会場の全員で意見を交換し、ボランティアの確保に苦労していることなど課題も指摘された。協議会の藤延啓治理事長は「障害者問題について日ごろの思いを出せる場所。いろいろな課題を知ってもらいたい」と話していた。
毎日新聞 2012年12月09日 〔筑豊版〕