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タグラグビーで障害者と交流 松山

 タックルのない安全なラグビー「タグラグビー」の練習会が毎週日曜、愛媛県松山市堀之内の城山公園で開かれている。参加者の半数は市内の就労支援施設を利用する障害者たち。健常者と一緒に楕円(だえん)のボールを追いながら交流を深めている。
 タグラグビーを通して社会性を身につけてもらおうと、施設を運営するNPO法人「さなえ」(同市一番町1丁目)の小川純人理事長が市ラグビー協会に協力を呼び掛け、2012年2月から実施している。
 「前へ前へ」「ナイストライ」。講習会では毎回約40人がパスなどの基本から5人でチームを組む試合形式の練習まで約1時間半、汗を流す。指導する県ラグビー協会の中矢博司理事長は「最初は声も出せない障害者もいたが、今では自然にパスをつなげるようになった」と目を細める。

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【写真】タグラグビーで交流する参加者=2012年12月16日、松山市堀之内

愛媛新聞-2013年01月08日(火)

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