Quantcast
Channel: ゴエモンのつぶやき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

障害者のプロ太鼓集団、迫力ある演奏を披露へ/川崎

$
0
0
 「障害の有無にかかわらずともに暮らす社会」を目指し、イベント企画に取り組む「障害者週間イベント実行委員会」は20日、長崎に拠点を置く和太鼓グループ「瑞宝太鼓」を招いた演奏会を麻生市民館(川崎市麻生区)で開く。同グループは知的障害のあるメンバーで構成された、国内外で活躍するプロ集団。主催者は「迫力満点の演奏をぜひ聴きに来てほしい」と呼び掛けている。

 瑞宝太鼓は1987年、長崎にある知的障害者の職業訓練施設のクラブ活動として発足。オーストラリアや欧州、マレーシアなどでの海外公演をはじめ、国内でも年間100回以上の公演をこなすほどの実績の持ち主だ。

 出演依頼の増加に伴い、メンバーたっての希望でプロとなったのが2001年。現メンバーは20〜39歳の男性12人で、演奏会当日はこのうち6人が出演する。

 川崎など県内の複数の社会福祉法人でつくる同実行委は昨年、障害者週間(12月3〜9日)に合わせて講演会や瑞宝太鼓のドキュメンタリー映画の上映会を実施。上映会の反響が大きかったことが、今回の瑞宝太鼓への公演依頼へとつながった。

 瑞宝太鼓スタッフの福岡心治朗さん(50)は「飾らず素直な思いを太鼓にぶつける彼らの演奏は、きっと神奈川の皆さんの心にも響くと思う」と話している。

 開場午後3時半、開演4時。入場料は一般2500円(当日2999円)。障害者・高齢者(65歳以上)は1500円。問い合わせ・申し込みは、同実行委電話044(948)6495。

カナロコ(神奈川新聞)-2013年1月10日

Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>