Quantcast
Channel: ゴエモンのつぶやき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

日赤道看護大講師・吉谷さん 日本学術振興会の推進賞 精神障害者と子供絵の共同制作

$
0
0

 【北見】精神障害者と小中学生の交流プログラムを年に1回続けている日赤道看護大(北見)講師で看護師の吉谷優子さん(48)が、文部科学省所管の独立行政法人、日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受けた。吉谷さんは「地域の理解と協力のおかげ」と喜んでいる。

 ひらめき☆ときめきサイエンスは、同振興会の補助を受けた大学の研究成果を小中高生に伝え、科学の面白さを感じてもらう事業。推進賞は5年以上取り組んだ研究者が対象で、吉谷さんは今年で6年目となる。本年度は全国で25人、道内で3人が受賞した。

 吉谷さんのプログラムは、障害の有無を問わず誰もが共に暮らせる「ノーマライゼーション社会」をイメージした絵を、精神障害者と小中学生が共同作業で完成させるもの。子供たちは障害者の体験談や思いに耳を傾け、公園でたくさんの人が遊ぶ姿や、災害時に助け合っている様子などを描くという。

 30人の定員は、毎年埋まる。吉谷さんは「実施する前はこんなに子供たちが集まるとは思わなかった。ノーマライゼーションに対する意識の高い親が勧めてくれている。参加した子供たちも、多様性を大切にする大人に成長してほしい」と話している。

 今年も9月26日午前10時から、同大で交流プログラムを行う。申し込みは9月4日までに同大経理課(電)0157・66・3311へ。

08/19   北海道新聞


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17470

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>