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 聴覚障害者も健聴者も一緒に楽しめる国内最大級の手話ライブイベント「ドライブ」が12月1日、川崎市川崎区小川町のクラブチッタで開かれる。今年出演の13グループにはほとんどに聴覚障害者がメンバーとして参加、歌詞を手話で表現する「手話歌」や迫力あるダンスを披露する。

 横浜市内などで自動車教習所を運営し聴覚障害者向けのコースを専門に設けているコヤマドライビングスクールの主催(神奈川新聞社など後援)。今回が9回目。運営では19大学の手話サークルが来場者向けの案内や、バックステージでの手話通訳などをサポート。新たに慶大や横浜国大など3大学が加わり支援の輪が広がっている。

 ライブは大学生ボランティアから手話歌に目覚めた女性2人の「niko(ニコ)」など3グループがオーディションを勝ち抜き出演する。聴覚障害者が参加するグループのほか、福島から避難した女子高校生2人が綾瀬市内の高校で結成したフラガールチーム「ココオ」など2グループもゲストとして特別出演する。

 午後5時開演。チケットはS席3千円、A席2500円で全席指定(1ドリンク付き)。売り上げは今年も東日本大震災聴覚障害者救援中央本部を通じ被災した聴覚障害者などの支援に寄付する。

 昨年は600人が来場。このうち健聴者が7割を占め、「感動した」「勇気をもらった」などの声が毎回寄せられている。

 問い合わせは、コヤマドライビングスクール本社電話03(5459)8811。

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歌詞を手話で表現する「手話歌」。字幕で歌詞も映し出される(コヤマドライビングスクール提供)

カナロコ(神奈川新聞)-2012年10月21日

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