障害者施設で作るお菓子の味を競う「スイーツ甲子園」が11月3日、神戸市中央区元町通6丁目の元町商店街で開かれる。4回目となる今年は東日本大震災の被災地を含む11府県から15施設が参加。あられやラスク、クッキーなど和洋のスイーツを無料で味わえる。
「スイーツの街・神戸のプロも認める商品ということを知ってもらおう」と、県が障害者の就労を支援するNPO法人・兵庫セルプセンターと一緒に始めた。菓子のプロが選考委員を務める「甲子園」で受賞することで障害者施設の販路開拓に役立ててもらうことを狙っている。
参加団体数を増やすことでレベルアップを図ろうと今年3月に開いた3回目からは県外の団体も参加。今回は前回より5施設多い15施設が参加する。内訳は、県内2施設のほか、滋賀、京都、大阪、和歌山、鳥取、徳島、奈良の各府県から1、2施設が参加。宮城、岩手、福島の3県からも1施設ずつが参加する。
出品されるのは、「かぼちゃクッキー」(滋賀県)や「和三盆コロン」(徳島県)、米粉を使ったバターケーキ「清流そだち」(鳥取県)など、スイーツといってもジャンルは様々。いずれも府県の予選を勝ち抜いた強豪ぞろいだ。
3日午前11時から午後5時まで、商店街の西側入り口に設けた特設会場では、一般の人が15施設の作品を無料で試食した後に投票できる。各作品とも最低200食は用意するが、無くなり次第試食は終了する。ホテルの元パティシエらの専門家による審査は4日にあり、一般投票とあわせた得点でグランプリと準グランプリを決める。
甲子園に先立ち、障害者施設の作る菓子や弁当を知ってもらうためのグルメフェアも10月24日午前11時半から午後1時半まで県庁1号館前で開かれる。県内の8施設から菓子、弁当、カレーなどが有料で出品される。
問い合わせは兵庫セルプセンター(078・414・7311)へ。
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「あゆみ作業所(工房chou−chou)」(滋賀県東近江市)から出品される「湖のくに生チーズケーキ」
朝日新聞-2012年10月23日
「スイーツの街・神戸のプロも認める商品ということを知ってもらおう」と、県が障害者の就労を支援するNPO法人・兵庫セルプセンターと一緒に始めた。菓子のプロが選考委員を務める「甲子園」で受賞することで障害者施設の販路開拓に役立ててもらうことを狙っている。
参加団体数を増やすことでレベルアップを図ろうと今年3月に開いた3回目からは県外の団体も参加。今回は前回より5施設多い15施設が参加する。内訳は、県内2施設のほか、滋賀、京都、大阪、和歌山、鳥取、徳島、奈良の各府県から1、2施設が参加。宮城、岩手、福島の3県からも1施設ずつが参加する。
出品されるのは、「かぼちゃクッキー」(滋賀県)や「和三盆コロン」(徳島県)、米粉を使ったバターケーキ「清流そだち」(鳥取県)など、スイーツといってもジャンルは様々。いずれも府県の予選を勝ち抜いた強豪ぞろいだ。
3日午前11時から午後5時まで、商店街の西側入り口に設けた特設会場では、一般の人が15施設の作品を無料で試食した後に投票できる。各作品とも最低200食は用意するが、無くなり次第試食は終了する。ホテルの元パティシエらの専門家による審査は4日にあり、一般投票とあわせた得点でグランプリと準グランプリを決める。
甲子園に先立ち、障害者施設の作る菓子や弁当を知ってもらうためのグルメフェアも10月24日午前11時半から午後1時半まで県庁1号館前で開かれる。県内の8施設から菓子、弁当、カレーなどが有料で出品される。
問い合わせは兵庫セルプセンター(078・414・7311)へ。

「あゆみ作業所(工房chou−chou)」(滋賀県東近江市)から出品される「湖のくに生チーズケーキ」
朝日新聞-2012年10月23日