豊橋市は23日、老朽化に伴い、建て替えられる予定の南稜地区市民館(大清水町)などの整備基本計画案を公表した。新設される図書館は、紙の本と電子書籍の両方を備える「ハイブリッド図書館」を標榜(ひょうぼう)。施設の運営にあたって、障害者を雇用する方針も打ち出している。員会で当局が説明した。それによると、大きく2 カ所に分かれている敷地のうち、臨時駐車場として使われている北側の土地は利用者増を見込んで常設の駐車場とし、その一角にしょうぶ園を移設する。
現在の建物を取り壊し、市民館、地域図書館、窓口センター(市の出張所)の機能を併せ持つ複合施設を建設する。しょうぶ園のある場所は駐車場として整備。全体で今より100台多い150〜190台分の駐車スペースを確保できる見通し。
2階建ての建物の延べ床面積は2100平方メートル。駐車場に面した西側に入り口を設ける。
1階に窓口センターと図書館が入る。図書館は紙の本7万冊と電子図書3万冊を所蔵する「ハイブリッド図書館」になる予定。
2階は市民館ゾーン。会議室や多目的室、和室を備える。間仕切りを可動式にして、用途に応じて部屋の広さを変えられるようにする。
新施設では障害者を雇い入れ、業務を担ってもらう。採用人数や仕事内容は今後検討する。
統括責任者として市の管理職が着任し、市民館と図書館を一体的に運営する。多くの個人情報を取り扱う窓口センターは、セキュリティー面を考慮して運営上は両館から独立させる。
年間の利用者数は全施設で計17万3000人を見込む。今年度中に基本・実施設計を行い、来年10月に着工。14年度中の開館を目指している。
東海日日新聞-2012/10/24
現在の建物を取り壊し、市民館、地域図書館、窓口センター(市の出張所)の機能を併せ持つ複合施設を建設する。しょうぶ園のある場所は駐車場として整備。全体で今より100台多い150〜190台分の駐車スペースを確保できる見通し。
2階建ての建物の延べ床面積は2100平方メートル。駐車場に面した西側に入り口を設ける。
1階に窓口センターと図書館が入る。図書館は紙の本7万冊と電子図書3万冊を所蔵する「ハイブリッド図書館」になる予定。
2階は市民館ゾーン。会議室や多目的室、和室を備える。間仕切りを可動式にして、用途に応じて部屋の広さを変えられるようにする。
新施設では障害者を雇い入れ、業務を担ってもらう。採用人数や仕事内容は今後検討する。
統括責任者として市の管理職が着任し、市民館と図書館を一体的に運営する。多くの個人情報を取り扱う窓口センターは、セキュリティー面を考慮して運営上は両館から独立させる。
年間の利用者数は全施設で計17万3000人を見込む。今年度中に基本・実施設計を行い、来年10月に着工。14年度中の開館を目指している。
東海日日新聞-2012/10/24