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障害者支援の2事業所 給付金170万円不正受給 県、指定取り消し 奈良

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 ■告発も検討

 県は8日、障害者の自立支援を手掛ける橿原市と大和高田市の2事業所が、実際にはしていない訓練の実績記録票を作成するなどし、計約170万円の自立支援給付金を不正受給していたと発表した。県は障害者自立支援法に基づき、加算金を含む約240万円の返還を命令し、14日付で指定を取り消すとした。県警に詐欺罪で刑事告発することも検討している。

 2事業所は、奈良市の医療法人「光優会」が運営する「大和八木やすらぎ」(橿原市)と、奈良市の一般社団法人「光優会」運営の「大和高田やすらぎ」(大和高田市)。医療法人の理事長が一般社団法人の理事も務めているという。

 県によると、大和八木やすらぎは平成23年10〜11月、橿原市の利用者に対する31回分の自立訓練費などとして、不正に請求。大和高田やすらぎも23年8〜9月、41回分の訓練費などとして不正に請求していた。

 いずれも今年1月の県の調査に対し、「見せる書類はない」などと拒否。医療法人の理事長は「私は関与していない」などと話しているという。

 県によると、2事業所は昨年10月までに計約6100万円を請求。医療法人と一般社団法人が運営する事業所は、ほかに県内では奈良市内に3カ所、三重県内に1カ所あり、不正請求がないか調べている。

MSN産経ニュース-2013.3.9 02:05

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