県と鳥取県が協定 障害者支援運動推進へ
県は障害者らが暮らしやすい社会の実現に向けて、障害者へのちょっとした配慮や手助けを行う「あいサポート運動」の推進に関する協定を、運動を提唱した鳥取県と結んだ。今後、取り組みに賛同する企業・団体の参加を呼びかける。...
View Article大戦で唯一、疎開した知的障害者施設 山梨での過酷な生活とは
第二次世界大戦中に、日本国内で唯一疎開した知的障害者施設がある。社会福祉法人藤倉学園(川田仁子理事長)の障害者らは終戦1年前の1944年、軍の要請で東京都大島町から山梨県へと疎開。しかし、環境の変化により10人もの障害者が命を落としたという。そうした過酷な疎開生活を追ったテレビ番組が8月中旬にNHKで放映される。 現在、東京都大島町などで知的障害者入所施設を運営する藤倉学園は、...
View Article障害者向けUSJチケットを転売 「170枚買った」自営業の男逮捕
大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の障害者向け入場券を一般向けと偽って転売し、計2万1千円をだまし取ったとして、大阪府警此花署が詐欺容疑で住所不定、自営業、山下慎太郎容疑者(36)を逮捕していたことが14日、同署への取材で分かった。容疑を認めているという。山下容疑者は「他にも約170枚購入して売った」と供述しているといい、同署が調べている。...
View Article大阪)車いすの2人、被災障害者の現状視察へ
4月のネパール地震で被災した現地の障害者の現状を知ろうと、車いすで生活する高槻市の岩間裕也さん(22)と愛知県美浜町の佳山明さん(20)の大学生2人が16日から約2週間かけて被災地を旅する。日本で集めた募金を届けることも計画している。...
View Article働く障害者理解、企業の啓発低調 「研修や勉強会」23%
雇い入れた障害者が能力を生かして働きやすい職場をつくるため、上司や同僚への研修や勉強会で理解を促している企業は23%にとどまることが、第一生命経済研究所の調査で13日までに分かった。マニュアルやパンフレット配布は11%だった。...
View Article大垣の福祉事業所、489万円不当受給 常勤責任者置かず
岐阜県は13日、岐阜県大垣市島里のあさひ島里作業所を運営するNPO法人「Workshop(ワークショップ)あさひ」(富田清治理事長)が法律が義務づける常勤のサービス管理責任者を置かないまま市、町の給付金約489万円を受け取ったとして、障害福祉サービス事業者の指定を取り消した、と発表した。...
View Article療育必要な子、掘り起こし 名古屋の東部地域に通所施設
発達や知的に障害がある子らが通園する「東部地域療育センター ぽけっと」が、名古屋市千種区猫洞(ねこがほら)通1丁目に開所して1年が経った。名古屋市内では5カ所目の地域療育の拠点で、千種、名東、守山の3区が主なエリアだ。開所以来、当初の予想以上の相談が寄せられているという。 地域療育センターは、発達への不安や障害を持つ子どもと家族を対象に、診察や治療、訓練、相談などをする通所施設。...
View Article国体みきゃんLINEに登場 実行委が募金スタンプ
2017年の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会の実行委員会は開催まで777日となった15日、無料通信アプリLINE(ライン)で使える「国体みきゃん」の募金スタンプの販売を開始する。収益はボランティア活動など大会運営費に充てられる。 ラインスタンプは文章の代わりに感情などを伝えるイラスト。国体みきゃんバージョンは40種類の絵柄がセットになっており、120円(税込み)。...
View Articleクラウドファンディング「発達障害者に特化した運転免許取得マニュアル」を刊行します
誰にとっても自動車運転免許取得は成人になって社会参加するための大きな手がかりのひとつです。しかし、残念ながら教習所の関係者の方々に発達障害の人たちへの接し方や上手な伝達方法が十分に伝わっているとはいいがたい状況があります。...
View Article障害者施設の4人が高知市で絵画や編み物などの作品展
障害者支援施設で生活する男女4人の作品展が13日、高知市針木北1丁目の平成福祉専門学校で始まった。絵画など計31点を展示している。21日まで(15、16日は休み)。 平成福祉専門学校が企画し、実習先の「オイコニア」(高知県高岡郡四万十町仁井田)から、西村洋一さん(62)と西村純夫さん(60)が絵画、武田拓也さん(28)が詩、田辺嶋子さん(71)が編み物を出品した。...
View Article知的障害者のため最期まで 末期がんで抗がん剤治療中、佐賀・諌山さん
大学生のころ、知的障害者施設に住み込んでアルバイトをしたことから障害者福祉の道に進み、施設の職員や管理者として半世紀にわたり障害者を支援してきた男性がいる。佐賀市の諌山眞司さん(72)。末期がんで入退院を繰り返しているが、3年前に設けた施設を軌道に乗せるため奮闘している。「利用者のために最期まで働きたい」と話す。...
View Article焼き菓子に 舳倉島の塩
輪島の障害者施設が販売 障害者の就労支援などに取り組む施設「一互一笑(いちごいちえ)」(輪島市宅田町)内のカフェが、舳倉島の塩を取り入れた焼き菓子「塩フィナンシェ」を予約販売している。 NHK連続テレビ小説「まれ」で、主人公の祖父がわりの桶作元治さんが作る“輪島の塩”が話題となったことから、輪島産の塩に着目。同市海士町自治会の協力を得て、舳倉島の塩を生かした菓子作りに取り組んだ。...
View Article県内4ライオンズクラブ サッカー教室にぎわう
試合前のピッチで、知的障害者施設の利用者を対象にしたふれあいサッカー教室が開かれ、小学生から大人まで32人がロアッソ熊本アカデミーのコーチとサッカーを楽しんだ。...
View Article洞爺湖「あすなろ」児童招きパン作り、笑顔ふっくら
洞爺湖町入江の多機能型障害者福祉サービス事業所「デイセンターあすなろ」で11日、町内の小学生を対象にしたパン作り教室が開かれ、児童24人が同センター利用者やスタッフらと一緒にパンの成形など製造工程を体験した。 パンを製造・販売している同センターが、毎年夏・冬休みに開催している体験会。今回参加した小学3~6年生の児童らはグループに分かれて作業を開始。...
View Article思いやりの心学ぶ/沖縄総合事務局
バリアフリー教室in宮古島 沖縄総合事務局の「夏休み小学生バリアフリー教室in宮古島市」が13日、市中央公民館とカカマ嶺公園で開催された。市内の小学校4~6年生28人が参加し、障害者や高齢者のために各種施設のバリアフリー化の必要性や思いやりの心について学んだ。 市中央公民館では、座学として、心のバリアフリー▽宮古島市のバリアフリー構想▽バリアフリー取り組み事例発表-などが行われた。...
View Article成年後見人不正 チェック体制の強化を
認知症高齢者など判断能力が十分でない人の財産管理などを行う成年後見人が、被後見人の財産を着服する事件が後を絶たない。 最近は親族だけでなく、弁護士や司法書士が後見人になるケースが増えている。ところが、こうした専門職の不正が目立つ。 弱い立場にあるお年寄りらの大切な財産を食い物にすることは許されない。特に成年後見制度の一翼を担うべき専門職の不正は、制度の根幹を揺るがしかねない。...
View Articleブラサカ日本の加藤健人「データがない」イラン警戒
あの時の悔しさは忘れない-。ブラインドサッカー日本代表の加藤健人(29=埼玉T.Wings)が15日、東京・八王子市の代表合宿に参加し、9月の「アジア選手権」で対戦するイランを警戒した。...
View Article[障害年金新指針] 新たな切り捨て生むな
格差是正に向けて、ようやく踏み出した一歩ではある。 厚生労働省の専門家検討会は、障害年金の地域差を解消するため、精神・知的・発達障害の判定に客観的な指標を盛り込む新たなガイドラインをまとめた。 障害基礎年金の不支給判定の割合は2010~12年度平均で、最高が大分県の24.4%、最低は栃木県の4.0%で6.1倍の開きがあった。鹿児島県は13.8%だった。...
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