白杖折れる事故多発 視覚障害者の半数、通行人や車など接触
目が不自由な人が歩行中に、車や自転車と接触するなどして「命綱」の白杖(はくじょう)が折れるケースが全国で頻発している。日本盲人会連合(東京)の全国調査によると、視覚障害者の半数近くが1度は白杖が破損した経験があるという。人身事故へと発展し、被害者になる例も少なくない。視覚障害者側から接触を避けるのは難しく、福岡県盲人協会は「視覚障害者は命懸けの覚悟で外出している現実を知ってほしい」と訴える。...
View Articleクラブツーリズム主催の「視覚障害者 夢の自動車運転体験ツアー」レポート
インストラクターの声を合図に視覚障害者がツインリンクもてぎをドライブ 旅行会社のクラブツーリズムは、ツインリンクもてぎの施設を利用した1泊2日の視覚障害者向けのツアー「視覚障害者 夢の自動車運転体験ツアー」を主催している。今回はツアー初日の模様を取材できたので、ツアー内容についてご紹介する。...
View Article某大手企業、障害のある社員に差別&威圧的暴言…通報すると一方的に雇用期間短縮
7月、神奈川県相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件は記憶に新しい。本事件の報道においては、一般の殺人事件とは異なる点があった。それは、被害者はすべて匿名扱いになっていた点である。その理由について、入所していた弟を亡くした女性は、複雑な思いを次のようなメッセージとして出している。...
View Article某大手企業、障害のある社員をまとめて雑居ビルに隔離…助成金切れる2年で雇い止めも
本連載前回記事では、障害者雇用の枠で大手企業B社に入社したAさんが、職場でハラスメント的な言動を受け精神疾患となり、人事部の障害者雇用担当者に労災申請の意思を伝えたところ、「なぜ労災申請するんですか?...
View Article障害者差別解消法 障害者などからの相談1000件超
障害のある人への差別の禁止などを盛り込んだ障害者差別解消法が施行されて1日で半年です。NHKが全国の自治体に調査した結果、障害者などから寄せられた相談は1000件を超え、このうち自治体が指導や助言をしたケースが74件あることがわかりました。 続きを読む...
View ArticleIBMとMITが人工知能技術開発の共同研究を開始
米IBMは9月20日、人工知能の核心技術の一つであるマシン・ビジョンの分野を発展させるため、マサチューセッツ工科大学(MIT)の脳科学・認知科学学部と複数年にわたる共同研究を行うと発表した。 新たに設置されたIBM-MIT研究所では、脳からヒントを得た「マルチメディアの機械理解(Brain-inspired Multimedia Machine Comprehension’s...
View Article地域タクシー運行開始 町民対象 磐梯町
磐梯町は1日、町民を対象にした乗り合い地域タクシーの運行を始めた。 町民の足を確保するため、町が会津交通(本社・会津若松市)に事業を委託した。小型タクシー(5人乗り)2台、ジャンボタクシー(10人乗り)1台が日曜日、祝日、年末年始を除く午前8時から午後9時まで、JR磐梯町駅東口広場で待機する。来年3月31日まで実証試験として運行し、利用状況などに応じ改善を図る。...
View Article言葉 希望をともす
紡ぎ出す一つ一つの言葉が明日への希望をともす。仙台市青葉区の詩人岩崎航(わたる)さん(40)は筋ジストロフィーと闘いながら、創作の日々を送る。 3歳で発症し、徐々に全身の筋力が低下。立つことさえ難しくなり、10代で自ら命を絶つことも頭をよぎった。周囲の支えで気力を取り戻し、25歳で詩の世界に光明を見いだした。 誰もがある いのちの奥底の 燠火(おきび)は吹き消せない 消えたと思うのは こころの...
View Articleかもめのノート(10) 投票練習 支援が必要
当欄に以前、二十三日に投開票される知事選に向けて選挙の練習をすると書きましたが、話し合った結果、知事選に間に合わせることができなくなりました。実際の投票のプロセスを体験してもらうには、いろいろな人の支援や行政の協力が必要です。現時点でできることは「選挙ごっこ」にすぎないと判断しました。投票箱や選挙会場の見取り図、そして何より講座など専門分野からの支援が必要と実感しました。...
View Articleパラ400メートル銅「辻沙絵」、ハンドボールでも一流だった
リオでは、パラリンピックでも日本勢がメダルラッシュ。オリンピックに引けを取らない活躍を見せていたが、なかでも一際注目を集めたのは、日体大4年の辻沙絵選手(21)である。陸上競技を始めてからわずか1年半で、表彰台に立った“超新星”なのだ。 辻は、陸上女子100メートル、200メートル、さらに400メートルでも日本記録保持者である。...
View Articleでこぼこな場で鍛えます
10月です。9月に再出発した日曜便もメンバー4人が一巡しました。一緒に仕事を始めて、4人はずいぶんと違うことに気付きました。例えば仕事の合間の息抜きだと――。 独身の松永(39)が「歩くグルメ雑誌」と呼ばれるほど、おいしい店歩きを楽しんでいるかと思えば、先週登場した清家(39)は「青春パンク」という、ややマイナーな音楽ジャンルのライブに、たまに行くのが数少ない気晴らしとか。...
View Articleボランティア作文20年 喜び、学びに感動の3万点
県ボランティア作文コンクール(県社協など主催)が節目の「成人式」を迎えた。目立たず地道に取り組んだ達成感や喜び、学びが作品いっぱいにあふれ毎回新鮮な感動を覚える。20回の実績を重ね応募総数は約3万点にも達した。小、中、高校が盛んに奨励しているたまものだろう。県民総参加へボランティアの輪を広げる一翼としてコンクールの息長い継続を願う。...
View Articleスマホ画面タッチで「119番」…聴覚・言語障害者用通報システム導入増
インターネットを通じ、スマートフォンの画面タッチで「119番通報」できるシステムを導入する消防本部が急増している。 聴覚や言語機能に障害のある人が素早く通報でき、位置情報も伝えられるのが利点で、4年前の5倍となる約150本部が採用。総務省消防庁は全国運用を目指し、今月からシステムの統一について検討を始める。...
View Article車いすラグビー銅 庄子主将に楯
リオデジャネイロ・パラリンピック車いすラグビーで銅メダルに輝いた日本代表主将の庄子健選手(36)=BNPパリバ証券、仙台市=が2日、奥山恵美子市長から「賛辞の楯(たて)」を贈られた。 贈呈式は、青葉区の勾当台公園市民広場であった福祉まつり「ウエルフェア2016」の開会行事の一環として行われた。...
View Article「バリアフリー法」に対応 小規模建築物用 小型エレベーター「XLウェルハートV」を発売
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)の連結会社であるパナソニック ホームエレベーター株式会社は、「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などに対応した小規模建築物用の小型エレベーター「XLウェルハートV」を、2016年10月4日より発売します。本製品は「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などで規定されたルーム内奥行き 1,350mmをクリア、業界最長(※1)のルーム内奥行き...
View Article障害者スポーツ選手の経費補助 福島県が17年度にも事業開始へ
県は2020(平成32)年の東京パラリンピックで活躍が期待される本県出身選手らを支援するため、有望な障害者スポーツ選手を強化選手に指定し、競技に関わる経費を補助する。来年度の事業開始を目指す。...
View Article障害者住みやすい地域に 学校や就労テーマに議論
障害者を含めたさまざまな人たちが古里でつながり、暮らし続けていくことを考えようと、今治市島しょ部や上島町の住民らによる交流会「しまサミット」が1日、今治市伯方町北浦の鎮守の杜であった。...
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