函館の「かんばす」 NPO法人設立へ総会 障害者自立支援を拡充
【函館】障害者の自立生活に向けた支援を行う市民団体「自立の風かんばす」(横川由紀代表)は15日、函館市末広町の市地域交流まちづくりセンターで、NPO法人設立に向けた総会を開く。2005年から任意団体として活動してきたが、法人化によって公的助成が受けやすくなる。自立生活訓練の受け入れ事業を拡充させる考えだ。...
View Article共生社会へ一歩 障害者条例フォーラム
障害のある人もない人も暮らしやすい地域づくりフォーラム(主催・県)が13日、那覇市久茂地のタイムスホールであった。基調講演した琉球大学の高嶺豊教授(元障害者県民会議会長)は、4月1日施行の県条例について「社会の在り方を(障がい者の)一人一人のニーズに合わせたものに作り替えていくきっかけになる」と意義を語った。...
View Article障害者支援施設・大方生華園で 育てた花販売−−黒潮 /高知
黒潮町田野浦の障害者支援施設「大方生華園」(金子章一園長)で春の花祭りが開かれ、花の愛好家たちでにぎわっている。16日まで。 生華園は通所者、入所者の計46人が在籍。約3000平方メートルのビニールハウスでゼラニウムやマーガレットなど約80種類の花を育てている。グアバ茶なども栽培している。...
View Article災害弱者支援で福祉団体が連携 行政と関係強化目指す 新潟
災害時に援護を必要とする高齢者や障害者などいわゆる「災害弱者」の安全を確保するため、県内の各福祉団体が連携し、県や市町村との関係強化も図る「県災害福祉広域支援ネットワーク協議会」が発足した。 参加したのは県社会福祉協議会(県社協)、県老人福祉施設協議会、県社会福祉士会など11団体。新潟市内で12日に行われた設立総会には、さらに3つの福祉関連団体がオブザーバー参加した。...
View Articleアートで障害者自立支援 神奈川・平塚の福祉施設発足5年 入所後に才能開花、作品幅広い支持
色鮮やかなイラストや独創的な造形物など、不思議な感覚に満ちたアート作品の制作を手がける神奈川県平塚市の障害者福祉施設「スタジオクーカ」が発足から5年を迎えた。アートを活用しながら、自立を目指す福祉施設は珍しく、「アートを障害者の自立支援に役立てていきたい」(北沢桃子副施設長)と話している。...
View Article鈴木猛史、万感の金メダル 埼玉・飯能でも喜びの声
【ソチ=佐々木正明】3度目のパラリンピックで念願の金−。埼玉県飯能市在住の鈴木猛史が13日、ソチ冬季パラリンピック、アルペンスキー男子回転座位で優勝した。滑降競技の銅を合わせて、今大会2個目のメダル。「自分にプレッシャーをかけるため、金メダルを取りに行きますと言った。3度目の正直、うれしく思う」と競技を振り返る。地元・飯能市からは喜びの声が上がった。...
View Article障害者防災を考える〜なにがネックになっているのか〜
東日本大震災から3年が経ちましたが,被災地の苦悩はまだまだ続いています。災害時全体の死亡者の2倍を出した現実は障害者の置かれた位置を示しています。しかし少しずつですが明るい光も見えてもいます。公共交通機関のバリアフリー化を求めて実態調査をはじめたり、新しい移送サービスが始まったり、と積極的に社会参加をするための動きも出始めています。...
View Article手話通訳支援を拡充 携帯購入や冠婚葬祭も
佐賀市は4月から、聴覚障害者の生活支援のために派遣している手話通訳奉仕員と、話の内容をその場で文字にして伝える要約筆記奉仕員の派遣先を拡充する。派遣先はこれまで医療機関や官公庁に限られていたが、利用者の要望を受けて携帯電話の契約手続きと冠婚葬祭を派遣先の対象に加える。...
View Article2人乗り「タンデム自転車」来月から公道解禁 新潟
県道路交通法施行細則の改正により4月1日から、県内でも2人乗りのタンデム自転車の一般道路の走行が認められる。視覚障害者や高齢者でも風を切ってサイクリングを楽しめるのが魅力だ。走行が認められるのは全国で8番目となる。...
View Article農作業の共同受注、県が仲介
県が障害者の工賃向上を目指して2013年度に始めた「農作業共同受注コーディネーター配置事業」で、障害者の延べ参加者数が3千人を超えた。平均時間給は過去の県平均の倍以上となる480円となり、一定の効果が出ている。福祉現場の課題解決と、担い手不足に悩む農村地域の労働力確保が両立できる事業として14年度は取り組みを拡大する。...
View Article強度行動障害:入所者受け入れ先なく…袖ケ浦の虐待被害
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター」で、自分や他人を傷つけるような問題行動を示す「強度行動障害」などを抱え、職員から虐待を受けた入所者たちは新たな受け入れ先が見つからず、センターに残されたままだ。県が打診した複数の施設は「支援が難しい」と敬遠しているといい、福祉現場の支援環境の整備が課題となっている。...
View Article強度行動障害:支援対策遅れ…19都道府県が研修予定なし
自分や他人を傷つける問題行動を示す一方で、施設職員らから虐待被害に遭いやすいとされる「強度行動障害者」を適切に支援する人材を養成するため、国が2014年度から本格実施するよう求めている研修事業について、全体の4割に当たる19都道府県が同年度中の実施を予定していないことが毎日新聞の調査で分かった。地方での対策が遅れている現状が浮かび上がったが、人材育成には国の財政支援が不可欠との指摘も出ている。...
View Article医療的ケア:福祉業者6割せず 研修費助成など必要−−重度障害者、千葉市調査 /千葉
ヘルパーによる「医療的ケア」を求める人が多いのに、対応する予定のない福祉事業者が6割−−。研修を受けたヘルパーなどが日常生活に必要な一部の医療的ケアを行えるとした制度改正が2012年4月に始まったことを受け、千葉市が今年5月に実施した調査でこんな実態が浮かんだ。市障害企画課は「潜在するニーズや深刻な介護実態がみえてきた。研修費用の助成など今後の対策に生かしたい」としている。...
View Article施設虐待問題 施設職員、頻繁に体温測る 少年搬送前日、体調急変を認識か /千葉
袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター」の虐待問題で、職員の暴行後に死亡した19歳の少年が病院に救急搬送される前日、施設職員が少年の体温を頻繁に測っていたことが分かった。施設側が体調の急変を認識していたとみられるが、少年は放置されて翌日に呼吸困難になり、搬送先の病院で死亡。県の第三者検証委員会は今月下旬にまとめる中間報告に向け、少年が死亡した経緯を詳しく調べる。...
View Article桜のオブジェに春感じ 障害者らによる作品展 三田
兵庫県の三田市社会福祉協議会中央デイサービスセンターの利用者による作品展が、市総合福祉保健センター内の喫茶店「ポポロ」(川除)で開かれている。主に身体障害者たちが制作した桜のオブジェなど、一足早い春を感じさせる作品19点が並ぶ。 中央デイサービスセンターが、利用者の活動を知ってもらおうと、毎年開く。...
View Article片目失明者の障害者認定を 広島、改善求め団体設立
片方の目の視力を失った人たちが、視覚障害者として認定されるよう国の制度改善を求める任意団体「NPO片目失明者友の会」の設立総会が15日、広島市で開かれた。 代表の久山公明さん(64)=広島市=は「視野が狭いためつまずいたり、不安な気持ちの中で過ごしたりするなど、日常生活でどれだけ苦労するか、国は真剣に考えてほしい」と話した。...
View Article視覚障害者を支援するスマートフォン
韓国を拠点とするサムスンは現地時間3月14日、視覚障害者を支援するスマートフォン「GALAXY Core Advance」向けに3つの新しいアクセサリを発表した。 1つは、GALAXY Core Advanceに装着する「Ultrasonic...
View Article障害者の共同さらに 埼玉障害フォーラムが発足
埼玉県内の障害者団体や福祉施設など障害者関係団体でつくる「埼玉障害フォーラム」が12日、さいたま市の県障害者交流センターで発足集会を開きました。 同フォーラムは障害者権利条約が社会に定着するよう国内法の整備を求めるとともに、埼玉の障害者施策の充実、東日本大震災の継続的な支援と災害時要援護者の支援が盛り込んだ地域防災計画の実現を目的に、学習会や共同行動などに取り組みます。...
View Article障がい者対象の福祉事業所開設へ 橋本さんと山中さん
長年、 障がい者福祉に携わってきた橋本政三 (まさみ) さん (61) と山中信彦さん (58) が4月1日、 主に障がい者を対象にした、 福祉サービス事業所 「とんとん」 (事務所=同市吹新24―1) を開設する。 所長の橋本さんは、 昨年3月、 篠山市障害者総合支援センター 「スマイルささやま」 (東沢田) の施設長を定年退職。 丹波地域などの計4施設で21年間、 施設長職を務めた。...
View Article活動9年半、発達障害支援のNPO休止へ
発達障害(◎)の子どもたちとその家族の支援に取り組んできた伊丹市のNPO法人・TRY(トライ)アングルが、18日に開く月に一度のフリートーク会を最後に、9年半の活動を休止する。財政難が大きな理由だが、「発達障害への理解も広がり、一定の役割を果たせた」と判断したと、関係者は説明する。...
View Article